ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「新緑の季節が近づいてきました」

今日、4月15日。

早いもので、4月も中旬になりました。

 

3月に我が家の庭で咲き誇っていた椿のピンクの花も、このところの満開と激しい雨で散ってしまいました。桜の季節も終わりました。これからは、木々から、新芽が出てくる季節です。

 

近くにある木々の枝を見てみると、小さな葉っぱが芽を出しています。これから、雨が降ったりすると新芽が大きくなっていきます。私は特に季節の中で、新緑がきれいな5月が一番好きです。

 

私は、若い頃は近くの里山を歩くのが趣味でしたが、里山に行くと、季節季節の景色が目の前にあって、それぞれの季節を楽しむことができますが、私は特に、5月の新緑の里山がもっとも好きでした。

 

5月の山々を見ると、新緑が燃えるように輝いています。その新緑の景色をながめていると、心が癒されます。

 

5月の里山に行くと、新芽の香りがします。空気もさわやかで、新芽の香りをした空気を吸うと、気分がよくなりました。新緑のさわやかな香りの空気を体の中に入れると、癒し効果があって、ストレスがなくなりました。

 

花が散ってしまった桜の下からも青い葉っぱが出てきます。私は、花の散ったあとの葉桜をながめるのも気に入っていました。やはり、木々には青い葉っぱが必要です。

 

5月の里山に行くと、谷川には、清らかな水が流れています。「チリチリチリ」という音を出して流れています。手を出して洗うと、少しつめたい感がしますが、冬の凍るような水ではなくなって、水の温度も少しゆるんでいます。

 

谷川の中をよく見ると、小さな蟹や魚が泳いでいるのが見えました。5月になると里山の多様な生き物が動き出します。

 

沢がにを見ると、お腹に小さな子供のかにをたくさん抱いていることがあります。谷川の中の小さな魚も勢いよく泳ぎまわっています。

 

里山の木々のあいだからは小鳥のさえずりが聞こえてきます。小鳥の中にはカワセミもいました。カワセミは、谷川の流れに入って、水浴びをしている姿をよく見かけました。

 

木々のあいだから吹いてくる風が心地よく感じます。風の中からもかすかに新芽の香りがします。その風を体に受けていると心が癒されます。

 

里山の木々には、青い葉っぱが木々の枝いっぱいに出てきています。里山の中は、新緑に埋まっています。燃えるような新緑の山々が広がっていて、美しく感じます。私は新緑の頃の里山が一番好きです。

 

里山に遊びに行くときはやはり、新緑の5月の里山が最高ですね。5月の里山に行くと竹やぶの中には竹の子が芽を出しているのが目に入ります。5月はタケノコがたくさん生えるときです。

 

私は、以前は5月の我が家の竹やぶにタケノコをとりによく出かけました。また、里山ではわらびなどの山菜をよくとりました。新緑の頃のタケノコやわらびは、やわらかくて、おいしく食べることができました。

 

これからは新緑の山をハイキングする最高の季節になります。5月になると、若いハイカーが山にやってきます。春の里山歩きは、最高の楽しみです。

 

最近は、子供や若い人も里山に行って遊ぶことが少なくなっているようですが、せっかく素晴らしい自然が近くにあるのに、家の中で過ごすのは、もったいないですね。

 

私は日本の自然の中で、新緑の季節の里山の自然がもっとも素晴らしいと思います。

 

最近はコロナ問題で大変ですが、この機会に、近くの里山にぜひ行って新緑の自然を楽しんではいかがですか。

大自然の中ではコロナウイルスもいませんよ!

 

「新緑の里山に出かけましょう!」

 

 

2020.4.15.(水曜日)午後1時5分

里山 歩樹 (藪野 正昭)