ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「テレワーク」

コロナの緊急事態宣言が発令されてから「テレワーク」が急に注目されるようになりました。

 

「テレワーク」とは、自宅にいながら、パソコンなどを使って仕事をすることです。自宅で仕事ができるようになると、出勤して、通勤電車に乗る必要もありません。長い通勤で苦労することもなくなります。

 

テレワークが多くなっていくと、人と人との接触する機会も減って、コロナに感染するリスクも大幅に減少させることができます。私は「テレワーク」には、大変期待しています。

 

私は現役のときは、毎日、往復4時間も通勤にかかっていました。そのため、私は通勤だけで疲れてしまいました。朝は、暗いうちに出勤して、帰るのは毎日深夜でした。そのため、睡眠時間は5時間程度でした。

 

私は、それが当たり前と考えていました。「テレワーク」など思いもしませんでした。しかし、ⅠT技術が進んで、ネットでどこでもつながる時代になると、ほとんどの仕事は勤務先のパソコンでできるようになりました。

 

私が勤めていた事務所でも、全員パソコンでつながっていましたので、すべての仕事の連絡や調整はネットですることができるようになりました。仕事のほとんどはパソコンですることができました。

 

ちょっとした連絡もメールでしていました。今考えると、わざわざ出勤しなくても、パソコンさえあれば自宅で仕事をすることができるように思います。

 

仕事でも、窓口業務のような人との接触が必要な仕事以外は、自宅ですべてできるように思いました。「テレワーク」が進めば、働き方も大きく変わってくるように思います。

 

「テレワーク」の時代になれば、長い通勤時間で苦労することも、通勤でエネルギーを使うこともなくなります。

 

私達の時代は通勤で膨大なエネルギーと時間を浪費していました。通勤に使っていたエネルギーを仕事に使うことができると、仕事の能率も大幅に向上すると考えます。

 

テレワークで自宅でいながら仕事をするようになると、家族と一緒に過ごす時間を大幅に増やせて、家族サービスで家族と楽しく生活することができます。家庭生活も大きく変わってくるでしょう。

 

テレワークによって、人々の生活が大きく変化することが考えられます。これまでの仕事だけの生活から家族と一緒に生活する時間が増えてきて、生活のあり方も大きく変わると思います。

 

しかし、奥様方は、主人が一日中家にいるとかえって苦労するかもしれませんね(笑)

 

私は長年、通勤時間で苦労してきましたので、テレワークで、自宅で仕事ができるようになることに大きな期待を持っています。

 

コロナ問題で、テレワークが急に注目されるようになって、企業でもテレワークを始めるところが増えているようです。コロナがなければテレワークが注目されることはなかったと思います。

 

コロナ騒動でテレワークが進むことになると、日本の社会や生活の仕方も変わると思います。厄介なコロナですが、これをきっかけにテレワークが進めば、よい機会になったと思います。

 

私はテレワークで最も期待するのは、これで日本の社会構造や国土構造が大きく変化することです。

 

日本では東京一極集中が大きな問題となってきました。今でも東京への一極集中に加速がかかっています。東京に人口が集中し、地方では人口減少が進み、地方の衰退が大きな問題になっています。

 

「テレワーク」が一般的になれば、東京に行かなくても、仕事ができるようになります。自宅でも仕事ができるようになれば、地方にいても、仕事ができるようになります。

 

東京に行く必要がなくなり、人口の集中も自然となくなっていくと考えられます。東京のあの殺人的通勤事情は、テレワークの時代にはなくなるでしょう。

 

東京では狭いマンションで過ごしていますが、地方に行けば、自然豊かな広い土地があります。広いのびのびした地方に戻って仕事ができるようになると、人は自然とふるさとに帰るはずです。

 

テレワークが進めば日本の国土構造も大きく変わってくることが予想できます。テレワークの時代では、今のふるさとの家で、仕事をすることができます。テレワークこそが、東京一極集中是正の鍵を握っています。

 

政府は、コロナをきっかけに国の政策として、テレワークを進めるべきだと考えます。テレワークを推し進め、東京一極集中是正と地方再生の長年の課題を克服するように、全力で取り組むことを期待します。

 

テレワークによって、日本の社会はもっと豊かで、人間性と文化性の高い社会になることが期待できます。そして、私たち国民は、ふるさとに戻って人間性豊かな地方での生活を楽しみましょう。

 

皆さん、ふるさとに帰って、仕事をしましょう!

「ふるさとに帰りましょう!!」

 

ふるさとの山や川が皆さんを待っています。

 

「ふるさとに帰りましょう!!」

 

 

2020.4.22.(水)午前11時35分

里山 歩樹 (藪野 正昭)