ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「田舎へ帰ろう!」

コロナをきっかけに、都会から地方へ移転する若い人が増えています。

コロナで明らかになったのは、人が密集する大都会のもろさです。コロナ感染は東京圏や関西圏などの大都市で猛威を振るっています。

 

国は緊急事態宣言を出して、外出自粛を呼びかけ、企業にはリモート勤務を呼びかけています。それに応えて企業ではリモートで働く人が増えています。

 

今回のコロナで明らかになったことは、デジタル環境がそろえば、毎日、出社しなくても、自宅でリモートで働くことができることです。そしてリモートで仕事ができるなら、何も、東京は大阪の大都市に住む必要はありません。

 

今回のコロナでもそのことが明らかになり、若い人の中には、地方に移り住む人が増えてきています。最近のデータでは、東京から出ていく人が増えていると言われています。

 

最近は新聞を読んでいて、よく目にする記事は、若い人が地方やふるさとに帰って、仕事をする人が増えていることです。

 

地方に帰った若い人はいずれも、地方のゆたかな自然と人情にふれて、大都市では考えられないここちよさと幸せを感じているとのことです。企業の中には本社を地方に移す企業も出てきています。

 

その一つがパソナです。パソナは、本社機能を淡路島に移して、総勢1200人の社員を淡路島に移す予定です。すでに淡路島に移った若い社員がいて、東京では考えられない快適さを味わっているとのこと。

 

何よりも東京では狭い1LDKの部屋に住んでいたのに、3LDKの広い住宅に住み、仕事を自宅でしながら、休みの日には海に行って魚つりを楽しんだり、淡路島のゆたかな自然の中で生活しているとのこと。

 

特に子供達は大変喜んでいるとのことです。兵庫県では、この他にも、田舎に移るいろいろな動きが出ています。

 

豊岡では、東京の劇団がまるごと、豊岡に移って、演劇活動しています。そして芸術と文化のための大学も開園することになりました。

 

神戸市では六甲山に若い人のためのスマートシティづくりが進められています。新聞を読んでいると、その他にもいろいろなニュースが出ていました。

 

その一つでは、若い夫婦が田舎で約10万坪もある山を800万円で買ってキャンプ場の経営をしているとのこと。

 

毎日自然ゆたかな山の中で暮らして、ストレスのない生活を楽しんでいるとのことその他では山や海の近くへ移住して、働きながら、休暇を楽しむワーケーションの人が増えています。

 

コロナで時代は都会から地方へ変わりつつあります。

地方回帰がこれからの流れです。

 

「みなさん、田舎へ帰りましょう。

 ふるさとがあなたの帰りを待っていますよ!!」

 

 

2020.1.10.(日曜日)午後12時15分

里山 歩樹(藪野 正昭)