ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【兵庫通信】ー「ふるさとの秋の味覚」

今日も35度を超える暑い日になりました。

しかし、8月も下旬になってきて、朝と夜は少し気温も下がってきたように感じます。かすかではありますが、秋の気配が感じられるようになってきました。

 

今日はリハビリの日でいつもの通り朝早く車で出かけましたが、車窓から外の景色をながめていると、たんぼの稲に黄色い稲穂が見えました。もうすぐすると稲刈りが行われるように感じました。

 

早いもので、今年も夏が終わり、秋がやってくる季節になりました。残暑はまだまだ厳しいですが、外に出ると秋らしい風が吹いているように感じました。

 

秋は食欲の秋です。昨日、新聞を読んでいると、我がふるさと川西では特産のイチジクの出荷が最盛期を迎えていると記事に出ていました。川西のイチジクは大きくて、甘いイチジクとして有名で、高級品として百貨店などで販売されています。

 

私はイチジクが子供のときから大好きでした。子供の頃は、我が家の畑にあったイチジクの木になっているイチジクをよく食べたものです。

 

我が家の畑には4本~5本のイチジクの木がありました。私は秋になると、毎日のように畑に行ってイチジクを食べるのを楽しみにしていました。

 

子供の頃は今のようないろいろな食べ物はありませんので、畑でとれたイチジクは絶好のおやつになりました。我が家の畑でとれたイチジクは大きくて、甘いイチジクでした。

 

とったイチジクの皮をむくと、白い大きなイチジクが出てきました。私はそのイチジクをいつも2~3個食べました。我が家のイチジクは大きいので2~3個食べるとおなかがふくれました。イチジクは祖母や母も大好きでした。

 

先般、義妹が実家の能勢に行って朝採れの大きなイチジクを届けてくれました。冷蔵庫で冷やすと、とてもおいしくて感動しました。川西のイチジクは川西の中の数少ない特産品です。

 

川西の畑に行くとあちこちでイチジクを育てていました。イチジクは我がふるさと川西の秋の味覚です。私は秋が近づくといつもイチジクのことを思い出します。

 

川西では特産のイチジクを活用して、イチジクワインもつくっています。私も一度イチジクワインを飲んだことがありますが、ワインを飲むとほのかにイチジクの香りがして、甘くて子供でも飲めるワインでした。

 

川西は秋になるといろいろな果物がとれますが、イチジクはその代表です。今年も川西の特産イチジクを食べて楽しい秋を過ごしたいと思います。

 

言い忘れましたが、川西にはイチジクのほかにも、ブドウ、モモなどのおいしい果物もあります。川西は秋の味覚の宝庫です。

 

皆様も一度川西にお越しください。

お待ちしています。

 

 

2020.8.25.(火曜日)午後2時15分

里山 歩樹 (藪野 正昭)