ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「お彼岸」

今年もお彼岸の日になりました。

お彼岸の日は、依然は、私はご先祖さまのお墓参りに必ず近くのお寺に行きました。私が行けなくなってからは、弟兄弟が必ず墓参りに行ってくれています。

 

今年も19日の日にお墓参りをしたと報告がありました。我が家のお墓は山の上の方にあるので、お墓に行くためには、急な階段を上って行く必要があります。

 

私は、お墓参りに行くときは、お花を買って、そして、バケツに水をいっぱい入れて、お墓まで上っていきました。お墓に行くとさっそく墓に生えている草をとって、お墓の掃除をしてから、花を供え、線香をつけて、お祈りしました。

 

墓地は、鹿が出るので、食べものはお供えすることが禁止されています。私は、持って行った水をたっぷり墓にまいて、線香をたくさんつけて、先祖様にあいさつをしました。

 

お彼岸に墓参りに行くと道中の田畑には、赤いヒガン花が田畑のあぜにいっぱい咲いています。あぜは真っ赤なじゅうたんのようになっていました。ヒガン花の花を見ると、大きなアゲハチョウがいっぱいヒガン花のみつを吸っていました。

 

私の子供の頃は、近くの田畑に行くといたるところに赤いヒガン花が咲いていました。私はその赤いヒガン花を家に持って帰ったことがありますが、母に、ヒガン花には毒があるのでさわってはいけないと言われたことがあります。

 

母に聞くとヒガン花の根に毒があるとのこと。ヒガン花で思い出すのは本当の花の名前はまんじゅさげだったと思います。まさにお彼岸の日によく合う名前ですね。

 

私は赤いまんじゅさげの花を見ると、子供の頃に田畑のあぜへヒガン花を見にいったことを思い出します。ヒガン花は秋の風物詩でした。

 

私は、ヒガン花といえば、あぜで咲く赤いヒガン花のことを思い出しますが、ところが以前九州に旅行に行ったときに見たヒガン花は、黄色い色をしていました。

 

ヒガン花には黄色いヒガン花があることを旅行ではじめて知りました。九州で見た黄色いヒガン花の近くでも大きなアゲハチョウが飛んでいました。アゲハチョウはヒガン花のみつが好きなようですね。

 

私はここ数年は墓参りに行っていませんが、おそらくお寺のまわりの田畑にはヒガン花がたくさん咲いていることでしょう。そして、お墓の近くにあった栗林には、栗がたくさん落ちていることでしょう。

 

以前私が墓参りに行くときは、いつも、お墓の近くの栗林をながめながら墓参りに行ったものです。お墓の周りにあった田畑ではブドウや桃などが育てられていました。もちろん柿もありました。

 

特に栗がいっぱいなっていたことを思い出します。今年も以前と変わらずヒガン花が咲き、栗がたくさんなっていることでしょう。

 

昨日のお彼岸の日はおはぎを家内が出してくれました。お彼岸のおはぎの味は最高でした。

 

家内に感謝ですね。

 

「ありがとう!!」

 

2020.9.23.(水曜日)午後12時10分

里山 歩樹 (藪野 正昭)