大阪都構想の民意を問う選挙の公示がされました。
来月には選挙が行われます。その結果どうなるか、私は大阪市民ではありませんが大変気になりますね。
大阪都構想が提案されてから10年も経ちますが、いよいよ結論が出ます。大阪都構想は今の大阪市は廃止して4つの特別区に分けるものです。そして、大阪府と大阪市の二重行政を是正しようとする考え方です。
10年前に当時大阪市長をされていた橋下氏が提案したものです。一度は選挙で否決されましたが、その後も、あきらめずに議論を続けて、今回が2回目の選挙となります。
大阪では今、賛否両論の議論が戦わされています。大阪市ではいま大阪都構想が市民の最大の話題になっています。私は詳しい内容はよくわかりませんが、基本的には大阪都構想には賛同しています。
いろいろ議論はあると思いますが、私が一番評価しているのは、今の地方行政を変えようとする大阪府と大阪市の首長の意欲ですね。
今の地方行政は明治時代につくられたものが続いてきています。そして、中央集権が進み、地方が衰退するなどの大きな問題を抱えています。
大阪都構想はこれまで長く続いてきた国の仕組みを根本的に変えるものです。このような大胆な発想をするのは、今の大阪府知事や大阪市長のような若い政治家しかできません。
私は、その若い政治家の意欲を高く評価したいと思います。いろいろわからない点もあって、議論が分かれるのはやむを得ないと思いますが、大阪が先頭に立って、新しい国のあり方を提案することは高く評価できると思います。
私はこのような大胆な提案が、関西の中心の大阪から提案されたことを高く評価したいと思います。私は、これからは、地方分権、地方重視の時代に変換すべきと考えています。
大阪都構想は、このような地方分権、地方回帰のさきがけになるのでないかと考えています。昔、サントリーの佐治社長が言われた有名な言葉があります。
それは、「やってみなはれ!!」
私はその「やってみなはれ」の考え方で大阪都構想を進めてほしいと思います。
今こそ、やってみなれの精神で、大阪都構想を実現しましょう。
「大阪ガンバレー!」
2020.10.14.(水曜日)午前8時45分
里山 歩樹 (藪野 正昭)