ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「神戸の冬の思い出」

私は40数年間も、神戸に勤めに行っていました。

そのうち2年間は、神戸市内のマンションで住んでいました。そのため神戸は私にとっては第二のふるさとです。

 

神戸のことが気になって、毎日、新聞で神戸の記事を読んで、神戸のことを考えています。神戸の山と海が間近にありましたので、神戸に住んでいると、六甲山からはつめたい風が吹いてきました。神戸ではどれも六甲おろしと言っています。

 

海からは潮の香りが海側から吹いてきました。12月になると神戸の冬のことが思い出されます。神戸の都心の三宮では、12月になると歳末売り出しが始まります。

 

12月にはボーナスも出るので、12月になると三宮や元町の商店街や百貨店のバーゲンに行くのが楽しみでした。私は以前から、バーゲンではサンチカで買うことが多かったと思います。

 

サンチカには、神戸の老舗の店が出店しているので、少し高いですが品質は優れていました。サンチカのバーゲンでは、普段高くて買えない衣服を買ったことが思い出されますね。

 

私はスーツやコートはバーバリーに決めていました。しかし、バーバリーはバーゲンの対象外でしたので、私は百貨店や三宮エリアの商店街でバーバリーを安く売っていないか探したものです。

 

神戸が元気なときは三宮ー元町のバーゲンでは多くの人がやってきて、歩くのが困るほどにぎわっていました。ところが、大震災以降は三宮のバーゲンにも人出が少なくなりました。

 

私は冬になると、神戸の都心のバーゲンに出かけたことをよく思い出されます。そして、歳末には三宮の繁華街では忘年会などでたくさんの人がやってきてにぎわっていました。

 

ところが今は、三宮の繁華街も閑古鳥が鳴いているそうです。今年はコロナで都心の繁華街の飲食店は経営が苦しくなっている店が多いと聞きます。サンチカでも老舗の店が退店したと聞きます。

 

12月の神戸の街では、北野地区を中心にイルミネーションが輝く街中が明るくて、美しく見えます。神戸の冬は、六甲おろしが吹いてきて、寒さに困ったことがあります。

 

一方、神戸には六甲山に行けばスキーもできます。有馬に行けば温泉もあります。六甲山から見る冬の神戸の風景は1、000万ドルの夜景と言われて、寒いですが、その見事な夜景には驚きます。

 

冬になると、六甲山にも雪がつもって、六甲山の冬景色がとても綺麗で、私は六甲山の冬化粧が好きでよく眺めたものです。

 

それと、冬になると神戸の灘の銘酒を燗にしてよく飲みました。三宮の居酒屋で友人とよく飲み会をして、灘の酒を燗にして飲んだことが思い出されます。

 

寒い冬に、熱燗で飲む灘の酒は大変おいしくて、つい、飲みすぎて、千鳥足で帰路に着いたものです。

 

今年も、12月に入りました。

私が神戸で暮らしたときの神戸の冬のことがなつかしく思い出されます。

 

 

2020.12.02.(水曜日)午後2時45分

里山 歩樹 (藪野 正昭)