緊急事態宣言が再開されました。
今月31日まで延長されました。もともと、ゴールデンウィークだけで解除することには無理がありました。明らかに政府の判断ミスですね。
今回のコロナ問題を見ていて思うのは、日本の国のあり方ですね。日本では通常の対応が普通になっていて、本当の非常時の対応への備えができていません。
日本ではこのような非常時でも平時の対応でいようとするから、すべての対策が後手後手でチグハグになっています。国民は一日も早くワクチンを受けたいと焦っている中で、ワクチンの対応ができない状態が続いています。
このため、医療現場は破綻しています。日本の医療状態を世界的に進んでいると思っていましたが、間違いでした。
コロナのような非常時には医療現場に対して、対策が必要となりますが、政府は医療現場に対してお願いすることしかできず、命令や指示を出すことができません。
そのため、日本では病院や病床は世界的に考えてももともと多いにもかかわらず、入院できずに多くの人が亡くなっています。なぜこのようなことが発生するのか。政府において、非常時に対応した対策ができていないからですね。
特にワクチンについては、国内で生産できないのは明らかに政府の失策ですね。その上でワクチンを配布できないようなことが発生しているとは、とても先進国とは言えませんね。
国民にワクチンを届けることができない日本というには情けない国ですね。先般、家内がワクチン接種の予約を入れようとしてもつながりません。全国各地でワクチン騒動が発生しています。
政府はこのような状態をどのように考えているのでしょうか。国民が安心してワクチンを受けることができない国というのは、国ではありませんね。
諸外国はワクチン接種が順調に進んでいるのに、なぜ日本だけワクチン接種が遅れているのでしょう。日本という国の弱点が明らかになりましたね。
政府はこういう中でもいまだにオリンピックの開催にこだわっています。国民の命とオリンピックのどちらが大事か、考えなくても明らかなのに。
オリンピックより今は国民にワクチンを届けることが急がれます。
国民が気軽にいつでも、ワクチンを接種できるようにすべきです。
2021.5.12.(水曜日)午前9時
里山 歩樹(藪野 正昭)