今年もはや8月になりました。
この間まで梅雨に入ったと思っていたら、梅雨もいつのまにか、8月に入りました。
8月といえば夏本番ですが、8月中旬になり、盆が過ぎていくと急に涼しくなります。私は子供の頃は夏休みで家にいたときに、8月に入るともうすぐ夏休みが終わると思って少しさびしくなったものです。
夏の間は私は外に出ていつまでも遊んでいましたが、8月に入って中旬になると急に夏が終わるような気分になって、夏休みを惜しんだものです。夏の中旬になり、盆になると、田舎では盆踊りが開催されました。
自宅の近くにある広場では毎年盆踊りが開催されて、「ドンドンドン!!」という太鼓の音が聞こえてきました。私は太鼓の音が聞こえると、あわてて盆踊りに出かけました。
盆踊りに行くときは、母がつくってくれた浴衣を着て、下駄で出かけました。うちわも持っていました。広場に行くと、友達もたくさん来ていました。私は踊りは苦手なので、盆踊りをしないで夜店で食べたりゲームをして遊びました。
8月になると各地で盆踊り大会が開催されたので、私は家族でよく出かけました。浴衣を着ていると大人になったように感じました。友達もみんな浴衣を着てうれしそうな顔をしていました。夜店では金魚すくいやヨーヨーつりをしました。
8月に入ると、公園に行くと早くもつくつくぼうしの鳴き声が聞こえてきました。つくつくぼうしが鳴きだすと、もうすぐ夏が終わります。公園の木々を見ると、夏を過ごしたセミの亡き骸がたくさんありました。
8月に入るとすぐに秋の気配が感じられます。私が子供の頃は盆が過ぎると急に寒くなるので、川で泳ぐのを止めらました。
今年も8月に入りました。
今年の夏ももうすぐで終わになると思うと、少し、寂しく感じますね。
2021.8.1.(日曜日)午前10時40分
里山 歩樹(藪野 正昭)