コロナ感染が猛威をふるっています。
ここ数日は東京では3000人をはるかに超えるようになりました。全国ではコロナ感染者が1万人を超えました。
そのため、政府は緊急事態宣言の地域を増やしています。昨日その発表がありました。千葉、神奈川や大阪も緊急事態宣言を出すことになりました。昨日、菅総理が発表しました。
私はその総理の発表を聞いていて、あまりにも事務的な説明にびっくりしました。総理の発表には、まったく危機感や責任感が感じられません。
私は1万人という数字を聞いてびっくりしました。コロナが初めて日本で発生したときのことを思い出します。船に乗っている数十人のコロナ感染で大騒ぎになりました。それから1年が過ぎてコロナ感染者が1万人を超えています。
その間、政府はいったいどんな対策をしてきたか、ここまでコロナを増やした責任は誰にあるのか、議論すべきだと思います。
このかつてない深刻な状況下においても、東京オリンピックは開催されています。政府はオリンピックにコロナのことは関係ないと言っていますが、そんなことはありません。
コロナ感染が爆発的に増えているのはオリンピックと関係があるからです。オリンピックの開催によって、国民の関心がコロナから外れて、コロナ対策にゆるみがでてきたことが最大の理由であることは明らかです。
菅総理は国民の安全安心が第一と言いながら、実際には国民の健康に影響しています。総理には、国民よりオリンピックの方が大事なようです。このままでは、日本の国はほろびますね。
総理はもっと、国のリーダーとして、責任と危機感を持ってやってもらいたいものです。
もうこれまでに何度も同じことをくり返しています。
このままでは日本という国はほろびますよ!
2021.7.31.(土曜日)午前10時25分
里山 歩樹(藪野 正昭)