政府はコロナ感染が収まらないことから緊急事態宣言をまた延長することを決めたようです。
今日の朝刊を読むと、今日で終わる予定だった緊急事態宣言を再び延長して、今度は7月20日まで延長するとのこと。
政府はこれまでも延長を繰り返してきましたので、今回で何度目の延長になるのかわからなくなりました。
状況をふまえると延長もやむを得ないと思いますが、私が懸念するのは、これまでの延長を科学的に検証することなく、ただダラダラと延長しているように思えることです。
これでは、国民はたまりません。いつになったら宣言が解除になるか、そのために、今後どんな対策をどうしていくのかロードマップを示してもらわないと、国民は先行きが見えないで不安ばかりが募ります。
政府は今この時期になっても、いまだ東京オリンピックを予定通り開催するつもりですが、こんなにコロナが拡がっている中で、安全安心にオリンピックができるはずがありません。
政府はオリンピックははっきり中止して、国内のコロナ対策に全力で取り組むべきだと考えます。
そして、一日も早くコロナ感染を抑えこんで、緊急事態宣言を一日も早く解除して以前のような日常を取り戻すロードマップを提示することに全力で取り組むべきです。
今回のコロナ問題が発生してから、すでに2年を経過しましたが、政府の対策は相変わらず後手後手で、チグハグです。相変わらず、日本の国の危機管理の低さが今も続いています。
一番の問題は、国のトップの考え方があきらかになっていないことです。総理が今の状況をどのように理解し、これからどうしようとするのか、トップの考え方がまったく見えないのが一番の問題です。
今のような非常時に必要なのは、国のリーダーの明確な考え方と対策です。総理はどこに行ったのですか?
リーダーの姿が見えないことが一番の問題で、このままでは、日本という国は世界から見放されてしまわないか心配です。
今こそ、リーダーの明確な発言を期待します。
2021.5.28.(金曜日)午前11時
里山 歩樹(藪野 正昭)