東京オリンピックの開幕がいよいよ30日前に迫ってきました。
私は、もともとはコロナ渦の中でのオリンピックには開催は賛成していませんでした。
世界中がコロナで苦しんでいる中で東京オリンピックを開催する意義がよく理解できません。そして、東京オリンピックを議論している中で、さまざまなことが明らかになりました。
私はスポーツが好きで以前からオリンピックは関心を寄せていましたが、今回の東京オリンピックの開催で明らかになったのは、オリンピックはいかに、政治と商業主義に影響されているかということです。
私がスポーツが好きなのは、スポーツの持つ純粋さです。そこには、何の政治的な思惑もありません。
私はこれまで単純に、オリンピックというものはスポーツの大会だと思っていましたが、現実は違っていました。オリンピックでは、スポーツのことよりも、政治やビジネスのことが優先されていました。
今回の東京オリンピックの開催で国民の多数と同じく私は中止か延期を主張していましたが、政府は、政治を優先して無理やりオリンピックを開催しようとしています。
開催のリスクを抑えるため、専門家の人が中止や無観客開催を提案しても、日本政府はその国民や専門家の意見を無視して、政治を優先して、開催を決めました。開催まで30日に迫ってきました。
私は本当にこのまま開催して大丈夫なのか心配でなりません。オリンピック開催中や開催後にコロナが拡大したら、誰が責任をとるのでしょうか。政府はその責任をとる覚悟があるのでしょうか。
私は開催も強行するこれまでの日本政府のやり方に納得できません。日本政府については、オリンピックの本来の意義を忘れて、政治やビジネスを優先したやり方でまったく納得がいきません。
昨日は東京でもコロナ感染者が600人を超えました。
このままを開催して大丈夫でしょうか。
皆様はどのようにお考えですか。
2021.6.24.(木曜日)午前6時50分
里山 歩樹(藪野 正昭)