ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「兵庫神戸の人口について」

昨日新聞を読んでいると、兵庫県の人口の国勢調査の発表がありました。

それによると兵庫県全体の人口が5年前に比べて約7万減少したとのことです。

 

兵庫県は長年人口減が続いてきましたが、改めて、5年間で人口が7万円の減少と聞くと驚きます。7万人というと小さな町の一つが5年間で消えたことになります。

 

人口減少は日本全体の問題ですが、その中でも兵庫県は日本の中でワーストクラスです。一方で、東京ではいまだに人口が増えています。関西では大阪府の人口は減っていません。

 

兵庫県から多くの人が東京や大阪へ流出していることがうかがえます。特に問題なのは若い人が目立って流出していることです。このままいけば兵庫県の人口は今は550万人あってもいずれ400万人になると予想されています。

 

人口は地域や都市の活力を図るバロメーターです。人口減が続くということは、それだけその地域に対する魅力が低下しているということですね。これは何とかしなければなりません。

 

私がさらに気になるのが、神戸市の人口が減少を続けていることが兵庫県全体の人口の減少につながっていることです。神戸市の人口は今や150万人未満に減少しています。この5年間で約3万人も減少したことになります。

 

そのため、神戸市は政令指定都市の中では川崎市に抜かれて全国で7位になってしまいました。いつのまにか福岡と川崎に抜かれています。人口は都市の魅力と活力のバローメーターです。

 

人口の流出を食い止めるためには、神戸の活力と魅力が低下していることが大きな問題です。

神戸市は魅力と活力の向上に取り組んでもらいたいものです。

 

かつての神戸市の輝きと活力を取り戻してもらいたいですね。

 

 

2021.12.7.(火曜日)午前6時50分

里山 歩樹(藪野 正昭)