ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「ひなまつり」

今日は3月3日。

桃の節句「ひなまつりの日」です。月日が経つのは早いもので、寒かった冬もようやく過ぎて、今年も「ひなまつりの日」を迎えました。

 

ひなまつりの日が来ると、花が咲く春ももうすぐ近くまでやってきています。これからはいろいろな花が咲く季節になるので、見るのが楽しみです。

 

「ひなまつりの日」には、子供達が小さい時は我が家でも大きな雛飾りを飾ったものです。8畳の日本間いっぱいに大きなひなまつりを飾ったことがなつかしく思い出されます。

 

そのひな飾りは確か家内の実家から贈られたもので、大きくてとても立派なものでした。日本間に飾るためには大変時間がかかったように思います。大きな雛飾りを観て、娘は大喜びでした。

 

私がひなまつりの日で思い出すのは、子供の頃に母がひし形のひし餅をつくってくれたことです。赤と白とみどりのひし形のひし餅が大好きで、火鉢で少し焼いて、さとうをたっぷりで食べるのが大好きでした。

 

少し焼いたこうばしいかおりのするひし餅に砂糖をつけて食べると、いつまでも食べることができました。私があまりにたくさん食べるので、母によく笑われたことが思い出されます。

 

ひし形の色付けには母が畑でとってきたよもぎなどを使っていました。素朴なお餅ですが、田舎ではそれはとてもおいしい食べ物でした。

 

あのときの砂糖をいっぱいかけて食べたひし餅の味は今でもなつかしく思い出します。

 

あのようなひし形のひし餅をまた食べたいものです。

 

 

2022.3.3.(木曜日)午前6時30分

里山 歩樹(藪野 正昭)