ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【日常通信】ー「ちまきとかしわ餅」

今日は5月5日。

子供の日です。また「立夏」でもあります。暦の上では、今日から夏が始まりました。日本では1週間ほど前から急に暖かくなってきました。

 

つい1週間前までは、毛布をかぶって寝ていたのに、最近は、毛布をかぶると汗をかいて目覚めるようになりました。

 

ここ2、3日は、昼には25度を上回る夏日の日が続いています。これからは、熱中症に気をつけなければならない季節になりました。

 

今日は今週最初のリハビリの日でした。今日は朝から気温が高く感じました。私は朝起きると、うっすら汗をかいていました。

 

今日、リハビリに行くと、リハビリ室の中では冷房を入れていました。冷房を入れるとともに、ドアは開けっぱなしにしていまして、風を入れていました。部屋に入ってくる風が涼しくて、気持ちよく感じました。

 

今日は12人の人が参加していました。男女それぞれ6人ずつが参加していました。最近は、参加者が少し減っています。皆さんコロナ感染を心配されているようです。

 

しかし、今のリハビリ室では12人がちょうどよい人数です。一つのテーブルに3人が、分かれて、座りました。人と人との距離が確保されているので少し安心できます。

 

今日は、リハビリ室から外の景色をながめていると、強い日射しが、「サンサン」として、周囲の道路や車は光っています。まさに、夏の強い日射しです。

 

今日は「立夏」です。その通り、今日の陽光は、夏の日差しでした。私は5月5日の「子供の日」の思い出としては、子供の頃に食べた「ちまき」と「かしわ餅」が思い出されます。

 

私の子供の頃は、5月5日の子供の日は、田舎では必ず親が「ちまき」と「かしわ餅」を作ってくれました。

 

私はなぜ子供の日ちまきとかしわ餅を食べるのかよくわかりませんでしたが、田舎ではどこの家でも、子供の日にはちまきとかしわ餅を作っていました。

 

私が子供の頃は、今のようなケーキなどのおいしい食べ物はありませんでした。子供の日は、「ちまき」と「かしわ餅」を食べるのが最高の贅沢でした。

 

「かしわ餅」は、里山に行ってかしわの木の葉っぱを取ってきて、あんこの入った餅をかしわの葉っぱでくるめた餅でした。私はあんの入ったかしわ餅が大好きでした。

 

そして、「ちまき」は、近くの笹の葉っぱをとってきて、団子を笹で包んだ食べものでした。ちまきは、田舎らしくて素朴な団子でした。

 

ちまきにはあんが入っていませんが、私達は、棒のついたちまきに砂糖をつけて食べました。私は、砂糖で食べるちまきが大好きでした。

 

ちまきもかしわ餅も、子供の頃は、子供の日だけに食べるおいしいおやつでした。私の子供の頃は、田舎のどの家に遊びに行っても、どの家でも、自家製の「ちまき」と「かしわ餅」を食べさせてくれました。

 

それぞれの家ごとに少し味が違っていました。私は子供の日に親戚の家を回って、「ちまき」と「かしわ餅」を食べるのが楽しみでした。

 

今では、「ちまき」はスーパーでも見なくなりました。「かしわ餅」はときどきスーパーで見かけることがあります。私はかしわ餅も大好きでしたが、ちまきの素朴な味が大好きでした。

 

子供の頃は、「ちまき」と「かしわ餅」は子供の日に食べるおやつでした。私の子供の頃は、ちまき、かしわ餅は初夏のおやつでした。

 

子供の日になると、昔に祖母や母が作ってくれた「ちまき」と「かしわ餅」のことを思い出します。

 

遠い遠い昔の思い出です。

 

 

2020.5.5.(火曜日)午後2時20分

里山 歩樹 (藪野 正昭)