ひょうご☆ふるさと~風だより。

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神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
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【神戸通信】ー「神戸のアパレル企業が危ない!」

今日は、リハビリに行く日です。

先週の木曜日のリハビリは欠席したので、1週間ぶりのリハビリです。今日も朝6時に起きて、出かける用意をしました。

 

私はいつもの通り、朝起きるとまず、朝刊を読むことにしています。朝起きて朝刊を読むのが、私の小さな楽しみの一つです。

 

今日の神戸新聞の朝刊を読んでびっくりしたのは、神戸の大手のアパレル企業のワールドの業績が悪化しているとのことです。驚きました。

 

あまり時間がなかったので詳しく読めませんでしたが、私にとって大変気になる記事です。私は出かける時間になったので、さらに新聞を読みたい気持ちを抑えて出かけました。

 

今日も8時40分に迎えの車が来ました。玄関を開けて、外に出ると、暑い太陽の光が頭上から射してきました。今日の車の同乗者は女性二人でした。初めて見る同乗者でした。

 

会うと、二人とも、「暑いですね!」と言われていました。本当に暑い日が続きます。今日は車の中から外の景色を見ると、田んぼの稲が青々として大きく育っていました。

 

稲が大きくなって、田んぼは青い草原のように見えました。稲は今年も順調に育っているようです。もうすぐすると、稲刈りの季節がやってきますね。

 

私はリハビリから帰ると、さっそくワールドの記事を読み返しました。ワールドはコロナの影響で売り上げが減少して、今年は約60億円の赤字になると予想しているとのこと。

 

そのため、ワールドは主要ブランドの生産販売を今年の秋でやめるとのことです。アパレルの有力企業であるワールドが赤字になるほどですので、不況で日本のアパレル企業はかつてない大変な環境にあると言えるでしょう。

 

ワールドで、この不況を乗り越えるため、5つのブランドの廃止と関連店舗約400店舗を閉めて、さらに200人の希望退職を募ったということ。よほど厳しい状況にあることが伺えます。

 

今回のコロナ不況で、神戸のアパレル業界では倒産が多発しています。少し前には、神戸の中核アパレル企業が倒産したと記事に出ていました。

 

その企業は、若い人に人気のあるブランドメーカーで、私もよく知っている企業です。中核アパレル企業として将来の成長が期待されていた企業でした。コロナ不況には勝てなかったようです。

 

アパレルをはじめ、ファッション産業は神戸の中核産業です。そのファッション産業が不況だと、当然、神戸経済に大きな影響を及ぼします。ここ数年、元気がない神戸経済にまたマイナスの影響を与えるのではないかと心配になります。

 

神戸のファッション産業の中には食品産業も含まれますが、神戸のファッション産業の一つである日本酒業界も、コロナによって、清酒の売り上げが激減して、苦しんでいると記事に出ていました。神戸は日本一の日本酒の蔵どころです。

 

「灘五郷の酒」は全国の清酒の3割を占めています。その灘の清酒メーカーも、苦しんでいるようです。神戸のファッション産業の中心であるアパレルと食品業界が不況であると、神戸経済に与える影響は深刻なものがあります。

 

スポーツ業界もコロナ問題で売り上げが減っているようです。神戸のファッションの中には、スポーツ用品が含まれています。

 

神戸にはアシックスという日本を代表するスポーツ総合メーカーがありますが、そのアシックスもコロナでオリンピックが延期になったため、シューズなどのスポーツ用品の販売が落ちているとの記事が出ていました。

 

神戸のファッション産業のアパレル、食品、スポーツの3大業界がコロナ不況に苦しんでいます。

 

一日も早くコロナ感染が収まることを、願わずにはいられません。

 

 

「神戸のファッション産業ガンバレ!!」

 

2020.8.6(木曜日)午後2時30分

里山 歩樹 (藪野 正昭)