ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「ノーベル賞」

今年も、ノーベル賞が発表される時期になりました。

新聞によると今月の5日から各賞の発表が始まるとのこと。日本は2年連続で受賞者が出ているので3年連続になるかどうか注目されています。

 

新聞報道によると今年も医学や化学、物理学の分野で日本人の有力な研究者がいるとのことです。今年もぜひ日本人の受賞者が出ることを心から期待します。

 

ノーベル賞には日本人の研究者がこれまでにも多数の人が受賞されています。ここ10年~20年ぐらいでは、日本人のノーベル賞受賞者数は、アメリカを除けば日本は世界でトップとのこと。

 

ドイツやイギリスより多くの受賞者を輩出しています。その中でも、関西にある京都大学の受賞者が多いのが特に目立っています。

 

私が読んだ本では、京都大学ではこれまで20人以上の受賞者を輩出しているとのこと。東京大学をはるかに上回るノーベル賞受賞者を出している京都大学はすごいといつも思っています。

 

ノーベル賞の中でもまだ日本人が受賞していない分野は、経済学です。今度こそは、日本人の経済学者が受賞することを期待しています。私は大学で経済学を専攻したので、経済学の分野でも、日本人の受賞者が出ることを願っています。

 

いずれにしても、日本人は毎年ノーベル賞の受賞者が出ています。アジアの中ではダントツです。

 

私は日本人の受賞者をいつも名誉に思っています。明日からのノーベル賞受賞者の発表が楽しみです。今年も日本人で受賞者が出ることを心から祈っています。

 

ノーベル賞に関連していつも言われるのは、日本の研究力が近年低下していることです。いつもノーベル賞受賞者からは、日本の大学の基礎研究力の低下を心配する声が高まっています。

 

聞くところによると日本の大学の研究費の予算が毎年減らされており、そのために、日本の大学の研究力の国際的評価が低下しているとのことです。

 

ある調査によると、世界の大学ランキング200位以内には日本からは東大と京大の2大学だけとのこと。そして、すぐれた論文数のシェアも近年低下しているとのことです。

 

このままでは、これからはノーベル賞受賞者も出なくなるのではないかと心配されています。

 

特に言われるのは、博士号を持った研究者の数が毎年減っていることです。世界では博士号の研究者が増えているのに、日本だけは減っているとのことです。

 

日本では博士号をとっても、ポストがなくて、生活することができないので、博士号をとる研究者が減っているとのことです。

 

私の息子もいわゆるポスドクで、任期つきの研究員として働いていますが、任期がくればやめなければならないので、落ち着いて研究に専念できないと言っていました。

 

博士号をとった優秀な人をもっと大事に扱うべきだと思います。

このままではノーベル賞の授賞者が日本から生まれなくなってしまいます。

 

「日本の若い研究者ガンバレー!!」

 

 

2020.10.5.(月曜日)午前11時55分

里山 歩樹 (藪野 正昭)