ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「オリンピックー無観客」

東京オリンピックが無観客で開催されることになりました。

これまで観客を入れて開催する案が色々出ていましたが、ようやく無観客に決まりました。東京に4度目の緊急宣言が発令されたことが最大の原因です。

 

私はコロナ問題がおさまらない中での東京オリンピックは中止か延期をすべきと考えていました。仮に開催するとしても、最低無観客で開催すべきと早くから考えていました。

 

大切なことは国民の命と健康です。したがって、無観客での開催が決まってよかったと思っています。

 

それより私は、無観客に決めるのになぜこれほど時間がかかるのかよく理解できません。無観客に決まったがあまりにも遅すぎました。

 

国民の命と健康を第一にすれば無観客しか方法はなかったはずです。専門家の人々もコロナの中でのオリンピックの開催に反対していました。

 

仮に開催しても、無観客にすべきと早くから提案していました。ところが、政府が観客を入れることにこだわったために、いつまでもだらだらと検討されてきました。いよいよ開催がせまってきて、やっと決断したようです。

 

私はこの度のことで、日本の国の問題点と弱点が見えたように思いますね。問題は、重要なことを決めるリーダーがいないということです。総理は自分では決められないと考えているようです。

 

オリンピックをの催するか、開催するならどんな方法を採用するかを最終的に決めるのは総理しかいません。その総理が決断できないから関係者が集まって堂々巡りの議論をくり返して、やたらと無駄な時間を費やしてきました。

 

国の方針が決まらなくて国民やアスリート、関係者は振り回されてきました。やっと無観客の方針が決まったのは、私は当然のこととと思っていますが、開催2開間前の決定となりました。

 

あまりにも決断が遅くなりました。国際的なマスメディアでもこの時期での無観客で開催決定を批判的に論じているようです。物事を決められない日本の国の弱点が明らかになりました。

 

日本の国がどうなるのか、今の国のあり方でよいのか大変心配になります。

日本は大丈夫でしょうか。

 

優れたリーダーが今こそ必要です。

 

 

2021.7.9.(金曜日)午前11時

里山 歩樹(藪野 正昭)