ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「秋の味覚ー松茸」

このところ日々、秋が深まってきました。

朝晩は少し寒く感じるようになりましたね。秋といえば、子供の頃に我が家の山へ松茸をとりにいったことを思い出します。

 

昨日新聞を読んでいると、丹波で松茸の初競りがあったと記事に出ていました。松茸でも丹波の松茸はブランド松茸として高値で販売されています。昨日のニュースを読むと、初競りの松茸がなんと、1kgで1万円以上とのこと。

 

過去最高値がついたということです。松茸1本が50万円以上もすることになります。松茸1本が50万とはどんな人が買うのかびっくりですね。今や松茸は庶民には高級品となり、手が出ませんね。

 

私が子供の頃は近くの山に行くと松茸がよくとれて、とった松茸を炭火で焼いたものです。松茸ごはんや松茸の土瓶蒸しをつくって食べました。

 

我が家は自宅から1時間ほど行ったところに二つの松山を持っていました。秋になるとその二つの松山に松茸をとりに出かけました。松山は険しい山で登るのには大変苦労しました。

 

山に行くと松茸は何本もとれました。松茸は子供の頃は庶民の食べ物でした。自宅に持って帰ると母が喜んで、松茸ごはんやすき焼きを作ってくれました。当時は大きなかごいっぱいにとれました。

 

私はとれた松茸を親せきの家へおすそわけに持っていったこともあります。持っていくとどこでも大喜びで、「今日はこの松茸を使ってすき焼きをするから!」と言っていたことを思い出します。

 

私は焼き松茸が大好きでした。炭火で焼いて食べる松茸の味は絶品でした。今では考えられない贅沢な食べ方でした。

 

我が家の杉山に行くと松茸以外にも色々なきのこがとれました。松茸以外にもおいしいきのこがたくさんありました。松茸は香りがよいきのこですが、味だけでいえば他のきのこの方がおいしく思いました。

 

きくちと言っていたきのこが好きでした。

名前は確かきくちと言っていましたが、田舎の言い方なので本当の名前は思い出せません。

 

子供の頃に我が家の山へ松茸をとりに行ったことがなつかしく思い出されます。

 

 

2021.9.17.(金曜日)午前9時15分

里山 歩樹(藪野 正昭)