ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「神戸の本屋」

私は若いときから本を読むのが好きで、毎日何か本を読んでいました。

大学生のときは1年間に100冊以上を読むことを目標にしていました。私がが専攻した経済学等の専門書や小説などをよく読んでいました。

 

私はこのように読書が好きで、よく本屋に行きました。街を歩いていて本屋があると必ず立ち寄って本棚をながめるのが趣味でした。私は長く神戸に勤めていたので、神戸の本屋にはよく行きました。

 

私が特によく行ったのは、サンチカにあるジュンク堂書店でした。サンチカは通勤で毎日通るので、時間があれば毎日のようにジュンク堂に行っていろいろな本をながめるのが私にとっては最も楽しい時間でした。

 

そのジュンク堂のサンチカ店には私は仕事でも関係があって、いろいろな思い出があります。ジュンク堂の工藤社長は私の大学の後輩で、よく仕事でもいろいろお付き合いがありました。神戸の人にとって本屋といえばジュンク堂でした。

 

ジュンク堂書店はサンチカのほかにも三宮の商店街に大きな店舗があり、専門書がそろっていて、ジュンク堂に行けば必ず専門書を見つけることができました。

 

ジュンク堂ダイエー店も広いフロアーにたくさんの椅子が置いてあって、その椅子に座ってタダ読みできるのも有名でした。私もその店でよく椅子に座っていろいろな本をタダ読みして楽しんだものです。

 

時には1時間以上も本を読みながら座って時間を過ごしました。なつかしい思い出です。今日の新聞をよんでいると、三宮のジュンク堂書店が閉店するとのこと。よく行った本屋がなくなるのかと考えると、たまらなく寂しいです。

 

ジュンク堂は神戸に本店を置く書店でしたが、数年前に東京の丸善と合併して丸善ジュンク堂となり、神戸から本店がなくなりました。それでもジュンク堂の工藤さんは丸善ジュンク堂書店の社長を務めておられました。

 

本屋といえば神戸元町商店街にもあり、よく行ったものです。神戸にはジュンク堂のほか、有名な海文堂等の本屋もありました。

 

本屋はその街の評価となるバロメーターです。

 

ジュンク堂サンチカ店がなくなるのは誠に残念です。

 

 

2021.12.5.(日曜日)午前10時

里山 歩樹(藪野 正昭)