今年も3月になり、早くも春休みの時期になりました。
先日リハビリに出かけるときに道を歩いている学生を見かけました。学生はみんな白いシャツを着ていました。
大きなバッグを持っているので不思議に思ってスタッフの人に聞くと、今日から高校生は春休みになるとのこと。なるほど、そのせいか心なしか学生達がみんなうれしそうな顔をしているように感じます。
私も学生時代があったので春休みは経験したはずですが、あまり記憶がありません。春休みはわずか1週間か10日ぐらいでしたので、あっというまに終わってしまいました。
そして春休みが終わると入学式があって新学期が始まるので、忙しくて休みを楽しむことがなかったように思いますね。わずかな春休みに出かけにいくといえば、近くへのハイキングや桜の花見ぐらいでした。
春休みは新しく始まる学校生活が気になるあまり、ゆっくりと楽しむことができませんでした。子供が生まれてからは近くの田んぼへ出かけてレンゲ畑で遊んだこと思い出されます。
今はレンゲ畑は見なくなりましたが、以前は田舎の畑だったところがレンゲ畑になっていました。私たちはそのレンゲ畑に入ってレンゲの花で首飾りをつくって遊びました。
レンゲ畑の中に入るとみつばちがいっぱい群れをなして飛んでいました。レンゲのみつを求めてたくさんのみつばちが来ていました。ミツバチは手を出しても針でさすことはありませんでした。
ミツバチのほかにもテントウムシやモンシロチョウなどのチョウチョウもひらひらと飛んでいました。私達は網を持っていってそのチョウチョウをとって楽しんだものです。
今年も春休みになりました。
短い休みですが、春の日射しをいっぱいあびてレンゲ畑の中で家族そろって遊んだことがなつかしく思い出されます。
2022.3.21.(月曜日)午前午前10時15分
里山 歩樹(藪野 正昭)