ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「ふるさとの田植えの思い出」

今年もはや5月になりました。

この間まで寒い寒いと言っていたのにいつのまにか春が来て、初夏が来ました。雨が多くなり、5月が終わると梅雨の季節になります。

 

梅雨の季節になるとよく雨が降り、じめじめとした天気が続きます。うっとうしい梅雨ですが、私はこの時期になると田んぼで田植えをしたことが思い出されます。

 

我が家は商売をしていましたが親戚が農家をしていましたので、私は子供の頃はよく手伝いに行かされました。梅雨の時期になるとふるさとの田んぼではあちこちで田植えが始まります。

 

田んぼに行くとあちこちからカエルの大合唱が聞こえてきました。田んぼは水が入っているので中をながめると、はやくもカエルが産卵している跡があり、ゼラチン状のカエルの卵がたくさんありました。

 

水の中ではいろいろな水生昆虫が泳いでいました。私は子供の頃はいつも田んぼの田植えの手伝いに行ったことがなつかしく思い出されます。

 

 

子供の頃は田植えで田んぼの中にはだしで入るのが苦手でしたが、大人の人に教えてもらいながら田植えをしました。田植えはすでに機械化されていますが、当時は素手で何人もの大人の人が横並びになって田植えをしました。

 

田植えのときは雨の日でも雨がっぱを着ながら田植えをしたことを思い出します。広いたんぼに人力で田植えをするのは大変な仕事でした。腰をかがめて田植えをするので腰が痛くなって困ったことも思い出されます。

 

今年も田植えの時期になりました。

田んぼではカエルの大合唱が聞こえていることでしょう。

 

ふるさとの田植えの思い出でした。

 

 

2022.5.1.(日曜日)午前10時45分

里山 歩樹(藪野 正昭)