今年も5月になり、もうすぐ子供の日がやってきますね!!
子供の日といえば私が子供の頃のことを思い出します。私は田舎で暮らしていました。
当時の川西は山や田んぼばかりの田舎の村でした。子供の日になると男の子がいる家ではどこでも大きなこいのぼりをあげていました。こいのぼりがある家は必ず男の子が何人かいました。
我が家も兄弟が3人で男ばかりでしたので、子供の日になると家の近くにある畑のすみに大きいこいぼのりを高くあげていました。そのこいのぼりはおじが我が家の山から杉の木を伐り出してきて畑のすみにたててくれたものでした。
おじはよい杉の木を選んで山から持ってきてくれて、それでこいのぼりをあげてくれました。おいがつけてくれたこいのぼりは赤と黒の2匹のこいのぼりで、どこの家よりも大きくて青空を悠然と泳いでいました。
おじがあげてくれたこいのぼりは我が家の屋根よりも高くて立派でした。2匹のこいのぼりが悠然と泳ぐ姿を見て私はうれしくて、いつまでもながめていました。こいのぼりはどこの家よりも大きくて、私はそれが自慢でした。
当時は広い場所があり、こいのぼりをあげることには何も妨げるものはありませんでした。それから大人になって家を団地に移すと、こいのぼりをあげると隣の家にひっかっかって困りました。
それから団地では小さなこいのぼりをベランダにつるすところが増えました。
今は広い空間がないのでこいのぼりをげることも少なくなりましたが、今もときどきこいのぼりをつるしているところもあると聞きます。
こいのぼりをあげるのにもいろいろと考えることが多くなりましたね。
2022.5.2.(月曜日)午前10時30分
里山 歩樹(藪野 正昭)