ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「子供の日」の思い出

今日は5月5日、木曜日、子供の日です。

子供の日のことでは私が子供の頃のことを思い出しますね。私は田舎の川西市の村で生まれ、育ちました。

 

田舎では子供の日には大きなこいのぼりをあげて、いろいろなおいしいものを作って食べさせてくれました。私が子供の日の頃のことで特に思い出すのは、祖母や母がちまくきをつくって食べさせてくれたことです。

 

ちまきは笹のはっぱでできていました。その大きな葉は香りがよく、適度な甘さのだんごでした。私達はそのだんごに砂糖をいっぱいつけて食べたことがなつかしく思い出されます。

 

ちまきに使う葉は近くの山からとってきたものです。私の子供の頃は砂糖は高価なもので、その砂糖をいっぱいつけて食べるのが大好きでした。ちまきは素朴は味ですが、里をつけるとほんとうにおいしい食べ物に変わりました。

 

ちまきはこの頃はなかなか買えませんが、子供の頃の自宅のちまきがなつかしく思い出されます。今でも川西では昔ながらのちまきをつくっているところがあり、そのちまきを求めてやってくる人がいると聞きます。

 

子供の日のことで思い出すのは、ちまきとともにかしわもちですね。かしわもちはかしわのはっぱで包んだだんごです。そのかしわもちには小豆のあんが入っていました。私は今でも大好きです。

 

かしわもちを包むかしわの葉は我が家の持ち山に行ってとってきたものでした。私もかしわのはっぱをとりによく山に行きました。

 

今年も5月5日の子供の日がやってきました。皆様は子どもの日といえば何を思い出しますか。

ちまきとかしわもちはお好きですか。

 

なつかしい思い出です。

 

 

2022.5.5.(木曜日)午前6時25分

里山 歩樹(藪野 正昭)