私は40年以上、神戸の経済団体で働いてきました。
そのため、今でも神戸の街のことが大変気になります。神戸は今年で大震災から28年が経ちました。
しかし、その影響が残っていて、神戸の街はかつてのような輝きを失っています。人々の生活も産業も停滞しています。今さらながら、大震災の後遺症の大きさを感じます。
しかし、あの大震災から28年目を迎えて考えるのは、いつまでも大震災のことを引きずっていてはいけません。神戸はもう大震災後ではないと宣言できるようになることを期待します。
大震災から26年を節目に、今年は神戸の街づくりを進め、産業の活性化を図りましょう。
かつて日本がもう戦後ではないと宣言したように、神戸ももう震災後ではないと宣言できることを期待します。
2023.1.26.(木曜日)午前9時20分
里山 歩樹(藪野 正昭)