今月10月、神戸市の人口がとうとう150万人を割りました。
いずれ150万人を切ると思っていましたが、予想以上に早くその時がきました。
これまで神戸市では約10年間も人口が減少し続けてきました。神戸市民の人口は福岡市、川崎市に抜かれました。神戸市はかつては政令指定都市の一つとして全国から注目されていましたが、あの大震災をきっかけに人口が減り続けています。
人口減少の中でも注目されるのは若い人が神戸から流出していることです。そして、その流出の先は東京以外にも阪神間の尼崎市や西宮市にも流出していることが特徴です。
人口減少が止まらなければ、神戸市の人口はいずれ100万人を割ることも考えられます。このままなら神戸は一地方都市になってしまいます。市もいろいろ工夫しているようですが、一向に人口減少は止まりません。
最大の要因は神戸で新しい産業が生まれないことです。
何としても官民が協力して新しい産業を育てることに力を入れていくことを願っています。
「神戸市ガンバレ!!」
2023.10.16.(月曜日)
里山 歩樹(藪野 正昭)