ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「秋の里山歩き」

今年もはや夏が終わり、秋がやってくる季節になりました。

このところめっきり秋らしくなりました。秋といえばスポーツの秋ですね。私は秋になると近くの里山によくハイキングに出かけました。

 

私が暮らしている川西は、周りは野山ばかりで他には、何もありません。遊ぶといえば野山に出かけて、里山の中を歩いて楽しむぐらいでした。私は、子供の頃から、里山の山歩きが大好きでした。

 

そのため私は近くの里山については、どこに何があるかよくわかっていました。秋にはよくリュックをかついでハイキングに行きました。吹いてくる風がつめたく感じました。木々の間からは、小鳥のさえずりが聞こえてきました。

 

そのような小鳥のさえずりを聞いていると、心がいやされるように感じました。小鳥を探しても、姿は見えませんが、おそらくメジロの仲間ではないかと思います。

 

小鳥の鳴き声の中にはきつつきの仲間なのか、木をつつく音が聞こえてくることもありました。「トントントン」というここちよい音が聞こえてきました。

 

秋の里山に行くといろいろな野生の食物がありました。私はよく、野イチゴを探して食べました。野イチゴは小さい実です。食べると甘くておいしく感じました。

 

またアケビもよく食べました。アケビはものすごく甘くて、思わず持っていた水を飲みました。秋の里山の中は、静かで空気がおいしく感じました。

 

私は秋の里山の奥に入って行って、一番怖かったのは、ときどき看板が出ていて、「この周辺でクマが出ました。気を付けて下さい」と書いてあります。

 

川西の里山でもときどきツキノワグマが出没します。「クマに気をつけて下さい」と言われても、どうしたらよいかわかりませんので、私は怖くなって、しばらくして、山から帰りました。

 

里山の中の谷川に行くと清らかな水が流れています。水に触れるとつめたい水でした。夏の水とは全く違いました。私は谷川のそばに下りて行って、岩場に腰をかけてひと休みしました。

 

谷川のそばではよく持って行ったおにぎりなどを食べました。秋も深まって来ると、紅葉のシーズンになります。紅葉のシーズンになると、山が紅葉で赤くなります。紅葉の里山は素晴らしい光景でした。

 

今年も、はや秋がやってくる時期になりました。秋の里山のハイキング、山あるきは気持ちをリフレッシュするのに絶好の機会になります。

 

秋の里山で食べた野イチゴの味がなつかしく思い出されます。

 

アケビのあの甘い味もなつかしいですね。

 

 

2020.8.28.(金曜日)午前11時50分

里山 歩樹(藪野 正昭)