ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【神戸通信】ー「日本酒について」

私は毎日夕食の前に日本酒をおちょこに一杯入れて食前酒として飲んでいます。

少し日本酒を飲むとあとの食事が進むように感じらるので欠かせません。

 

私は若いときはアルコールに弱くて飲むと気分が悪くなっていましたが、仕事の関係でお酒を飲む機会が増えてきて、少しなら日本酒を飲めるようになりました。

 

私はファッションの振興の仕事を長くしていましたが、神戸は日本酒もファッション産業の一つとして位置付けており、日本酒の振興にかかわっていました。

 

神戸の灘五郷は日本一の酒どころとして知られており、日本酒の約3割は灘五郷で生産されています。ところが、日本酒は若い人の酒離れのために長く生産量が減少していました。

 

そこで力を入れてきたのが、日本酒を「SAKE」としてフランスのワインのように売り出そうとしました。なかなかうまくいきませんでしたが、それでも次第に日本酒のよさが海外でも知られるようになって、輸出量が増えました。

 

日本での日本酒離れを海外で補えるように日本酒の輸出に力を注いできましたが、そこから徐々に効果が得られ、昨年は日本酒全体で400億円を超える輸出額を達成できました。以前と比べると驚くばかりの輸出額です。

 

近年は中国等でも日本酒を飲む家庭が増えているようです。私はいつかはフランスのワインのように世界へ日本酒が輸出される日が来ることを期待しています。皆様もぜひ日本酒を飲むようにしてください。

 

日本酒がユネスコ文化遺産になることを望んでいます。

 

「日本酒を飲みましょう!!」

 

 

2022.6.4.(土曜日)午前9時50分

里山 歩樹(藪野 正昭)